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飲食店における薄利多売は本当に悪なのか?

初めまして、傾奇者です!

まず自己紹介。
主に日本料理屋を経営したり、陶芸をしたり、DIYをしたり、日本酒を飲んだりしながら日々を過ごしております。

薄利多売は本当に悪なのか?

さて、本題の「薄利多売は本当に悪なのか」。
結論から申し上げると私的には基本的には悪。
しかし、例外はある。という答えです。

悪であるという理由は山ほどありますが、
ここでは大きく2つの理由に絞ります。

理由1:利益の少ない商品をたくさん売る

1つ目は、利益の少ない商品をたくさん売る。
飲食店で多くの商品を売る為には多くの人件費や
その他費用(割り箸、おしぼり、光熱費など)がかかります。
単純に少ない利益ではそれらの費用を賄えないからです。
(たとえ賄えたとしてもどこかにしわ寄せがくる)

理由2:ライバルの飲食店がさらに値下げをしてきた場合、負ける。

2つ目は、ライバルの飲食店がさらに値下げをしてきた場合、負ける。
または、その値下げに対応したとしても、
よりジリ貧(1)になるからです。

ただでさえ少ない利益をさらに削ることは死を意味します。
これにより、従業員の給与は下がり、サービス残業が増え、
不満が積もりやめていきます。
これにより、また一からアルバイト募集の広告費がかかり、
教育費もかかります。

1ジリ貧・・・じりじりと貧困になってしまう事。

結論

結論、薄利多売の商売は長続きはしません。
経営者もアルバイトも心身共に疲れてしまうので
オススメはできない働き方となっております。

少し長くなってしまいましたので、
薄利多売が悪ではなくなる例外の話についてはまた次回。
それではまた。

PS.しかしながら、この答えは、
人生に置いての「家を買うか、否か」のように
考え方次第といったところに落ち着きます。
少しでも参考にしていただければ幸いです。